熊野牛（くまのぎゅう）和歌山県の和牛ブランド　全国和牛銘柄ガイド

熊野牛（くまのぎゅう）

熊野牛は和歌山県のブランド牛です。
平安時代の中期頃から京都から連れてこられた荷牛が
熊野牛のルーツとなっています。

しかし当時は農耕用の牛として利用されてきました。
これを肉用として育てるため、但馬牛の血統を取り入れたのです。

その後、品種改良を繰り返し、「熊野牛」として、ブランド化されました。

熊野牛として認定された牛は肉の繊維が細く、柔らかであり、
肉の味は味わい深く、焼いた時の香りが素晴らしいとされています。

熊野牛の美味しさの秘密はなんといってもその育て方にあります。
飼育方法が昔ながらの育て方を守っているので、健康で、たくましく、
しかも美味しい牛肉となることができるのです。

そしてもう一つ、熊野牛の血統にもその秘密があります。父牛と母牛、
お互いが優秀であり、「仔牛登記」というものが存在します。

「仔牛登記」は父と母の血統の証明であり、美味しさの証明でもあります。
良く言われるのが

お肉が高級で手が届かなかった昔の味がします

という言葉です。

自社牧場での生産販売であるから実現するこの美味しさ。
絶対、おすすめです。

黒毛和牛としては最高に値するランクではないでしょうか。

黒毛和牛